エルサレム(イスラエル)が首都で行き方や旅行費用は2018年にどうなる?

こんにちは。kikiです。

 

トランプ大統領が、

イスラエルの首都をエルサレムであるとする

見解を出しましたね。

 

日本にいるとこれのどこが問題なのか

いまいちピンと来ないかもしれませんが、

世界を旅していると

このイスラエルとパレスチナの

双方が首都だと主張するエルサレムが

どちらかのものだと第三者に認定されることが

いかに大問題に発展するかがわかります。

 

正直、トランプ大統領は

なんてことしてくれるんだ!

とニュースを見たとき思いました。

 

これでまた、イスラエルに旅行しにくく

なるじゃないですか・・・(怒)

 

 

それでも、いつか訪れたい国の一つとして、

今回はイスラエル旅行について

まとめて見ますね。

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イスラエルの首都はエルサレム?テルアビブ?

イスラエル国は、1948年に建国されました。

 

現在の国民の祖先たちは

長年迫害されてきた歴史的背景を持ち、

その宗教はユダヤ教です。

 

そのユダヤ教徒にとって、

イスラエルの土地は

かつて祖先たちが住んでいた土地であり、

その後流浪の民として

各国で辛い差別を受けてきた身としては

その土地に建国することは

悲願でもありました。

 

第二次世界大戦でも迫害を受けながらも

なんとかこの地へ建国を果たした

現イスラエル国民は、

ユダヤ教の聖地である

エルサレムを首都と主張しました。

 

しかし、その土地には

パレスチナ人というイスラム教を信じる

アラブ系の人々がすでに住んでおり、

パレスチナ人も「パレスチナ国」として

首都をエルサレムだと主張していたため、

 

もともと争いの絶えなかった2つの民族の間で

ついに戦争が起きてしまいました。

 

その決着が、現在もついていないのです。

 

さらに、その両国の主張を

認める国と認めない国に別れたために

この両国間の問題が、

国際問題に発展したのです。

 

簡単に言えば、

 

学校で生徒AとBの二人が起こした喧嘩に

保護者や学校関係者などの大人が関わり、

結果的に大人たちが

それぞれの生徒の主張を

各々支持したりしなかったり

している状態だったわけですね。

 

そこで、有力な保護者、

例えばPTA会長のような大人が

「Aが正しい!」と

勝手に決めつけちゃった格好です。

 

生徒同士に決めさせなきゃいけないのに、

周りの大人が自分の利害関係で

決着をつけようとしているので、

これは大きな問題になりそうで

本当に心配です。

 

トランプさん・・・なんて事してくれたんだ!

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エルサレムへの行き方や経由地は?

 

現在、エルサレムは国際的には

どの国の首都とも認められておらず、

というか認めると争いが激化するため

世界的には第二の首都、テルアビブが

エルサレムの首都となっています。

 

ですので、イスラエル行きの飛行機も

テルアビブを離発着します。

 

日本からの直行便はないので、

どこかを経由して行くことになります。

 

そして、エルサレムへは

テルアビブから陸路で向かうことになります。

 

経由地として一番多いのが、

オランダのアムステルダムか

フランスのパリ(シャルルドゴール)ですね。

こちらですと、

大体16万円前後で往復できます。

 

さらに節約するなら、

ロシアのモスクワで乗り換えるか、

ポーランドのワルシャワ経由だと

往復で10万円を切ります。

 

どこで経由するにしても、

乗り継ぎの時に数時間、

空港での待ち時間があるので、

パリやアムステルダムで待つか、

モスクワやワルシャワで待つか

経由地を決めてもいいかもですね。

 

しかし、もし周辺地域を周遊したいとか

以前にアラブ諸国を旅したことがある

これからアラブ諸国を旅したい

という場合は、

渡航前に注意が必要です。

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イスラエル入国で起こりうるトラブル

 

イスラエルへ行く場合は、

慎重にならなければいけません。

 

なぜなら、先ほど書いた

パレスチナとの関係悪化の理由から、

アラブ諸国を経由した旅行者は

イスラエルへの入国は厳しくチェックされます。

 

また、

イスラエルの入国スタンプがあるパスポートは

アラブ諸国への入国を

拒否される可能性が高いです。

 

ですので私は外資系CAをしていた頃、

アラブ諸国へ仕事へ行くことが多かったため、

イスラエルへ行くことが出来ませんでした。

 

イスラエルの入国スタンプを

パスポート以外の紙に押してもらう

 

という裏技があるのですが、

万が一にも仕事で行った先で

入国を拒否されたりすると

大変めんどくさいので

仕事を辞めたら訪れようと思っていたのに

これですよ・・・

 

愚痴がどうしても出てしまいますが、

イスラエルはぜひ行ってみたい

美しい国なので、

今回のことは本当に残念なのです。

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イスラエルやエルサレムの治安は?

 

実は、エルサレムは戦闘地域というわけではなく、

訪れてみるととても美しい町です。

 

イメージでは、しょっちゅう爆弾が落ちたり

銃弾線が行われているような光景を

想像する人がいますが、

逆にそれはものすごく稀です。

 

なんでそんなことを

知っているのかというと

私の友人で、エルサレムに

駐在していたカップルがいるからです。

 

数年前に帰国しましたが、

実は意外と日本人が多く住んでいるのです。

 

日本人が大好きなSABON(サボン)の

産地でもありますし、

死海のある場所でもあり、

また親日家も多いので、

日本人が狙われるようなことは

なかったと言っていました。

 

ただ、全く危険がないわけではないそうです。

 

どの家にも、地下にいわゆる

防空壕(ぼうくうごう)が備え付けてあり

パレスチナからのミサイルが

発射されるとサイレンがなるため、

その音を聞いたら

その防空壕に避難する必要が

あったようです。

 

そのミサイルが被弾することは

ほぼ無いそうですが、

逃げ遅れた国民が

年間数人犠牲になった年があったそうで、

それを聞くと必ずしも

安全とは言えないため、

警戒はしておくべきだそうです。

 

でもそれ以外は、

よほど目立つような行動をしたり

暗い夜道を一人であるようなことをしなければ

通常の海外旅行で気をつけるべき

スリや盗難、強盗などに注意して

旅行を楽しめるとのこと。

 

イスラエル自体の治安は

心配するほどひどいものではないようです。

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イスラエルの旅行費用や物価は?2018年はどうなる?

イスラエルの物価は、

比較的高めです。

 

特に、外国製品はかなり高価なので

友人夫婦は買い物に苦労していました。

 

また、イスラエル人は

とても倹約が好きなので、

結構ケチだと言っていました^^;

 

例えば、

一円でも安い駐車場を探すあまり

待ち合わせの時間に

30分遅刻してきても悪びれない、など。

 

長年、流浪の民として

苦労してきた歴史的背景が

そうさせているのでしょうか?

 

何れにせよ、どの国民も幸せに暮らせるように

なる日が訪れて欲しいですね。


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